自信がある時は、未来や未知の出会いに期待する。
これらは、真理と逆である。
心許ない時は、未来の未知にこそ期待をかけ、自らに発破をかけて挑戦をする。過去に対しては期待ではなく感謝を与える事に徹する。
逆に自信がある時は、過去の栄光を疑って常に自分は無知である、という気持ちで、叡智への廻廊の歩みを徹底的に警戒し検証する。
同時に未知や偶然に疑いを掛け、積み重ねによる偶然や配慮の結果に感謝する。
すなわち過去に感謝がある中からしかその先への原動力は生まれない事に気づく。
本能で当然のように流れる心理や心の在り方というものの傾向は基本的に人が高みへ進化する目的において必要な理性と真逆に働く事が多いという事を心得ておく。
例;
楽だから、で食べ続けたインスタント食品が体に及ぼす影響。
痛いから、で避け続けた歯医者。生活や仕事への影響。