書籍販売の市場から学ぶ

逆張りの投資家として有名なピーターティール
最近の書店事情に於いて, 完全競争市場の中で “逆張り” 的な展開を魅せる
書店…
その名も、「森岡書店」を覗いてまいりました!
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※店内は撮影禁止でしたので、外観のみ。
どう”逆張り” かといいますと、現代人にとって認知度が高く印象として鮮烈で利用頻度の高い本屋となると、Amazonですよね。
Amazonはどんな本でも即時手に入るというのがテーマですが、
森岡書店はなんと1冊しか扱わない、というのがテーマになっている店舗なのです。
こちらはもともと茅場町で、本屋の枠を超えた展開をしていた素敵空間的な古本屋だったようです。
この店舗のアイデアに、スマイルズの遠山社長が出資して実現したのが今回の銀座の店舗。
書店業界の今の動きは色々と参考になります。
例えばAmazonの存在が既存の店舗型書店である、ジュンク堂などの存在を脅かしております。
それを越えていくために、既存の書店が揃えるべく武器は、ひとつのイベント性,独自マーケティングだったり、土壌として本屋店舗にやってくる顧客層がリアル店舗に求める価値観を共有しつつ、趣向を凝らしたした何かなのではないか、と感じた一日でした。
さて, ちなみに、既に全国にはこのようにそれぞれの書店が生き残りを掛けて趣向を凝らして、より, リアル店舗にやってくる顧客にニーズをフォーカスした仕掛け…わかりやすいのはTSUTAYAですね。
TSUTAYAの書籍部門は電子書籍部門を廃止 http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/41730563.html
「単なる書店ではなく“生活提案をする場”を提供する」
その他、北海道の「いわた書房」の実施する, 依頼者に独自の質問をして、その趣向に合わせた1万円分の書籍をお送りするサービス, 「1万円選書」。現在300人が利用中とのこと。
一番直近だとやはりこのニュースでしょうか。

紀伊国屋書店、村上春樹氏の新刊「買い占め」
初版の9割、アマゾンに対抗

今、マーケット動向、自社の切れるカード…等などで非常に “動いている市場”、勉強になるなーと感じる今日このごろでした。

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