<企画運営>

点が線から円になり始めている時の注意
一つの流れが小さいサイクルで起こったり、起こりそうになったとき、事業が相関性を高めるタイミングでは一度ドライブいれると、複数の仕込みが大きく繋がっていく動きが同時多発的におきてしまう。リソースの観点から、想定されるオペレーションを全てカバー出来るか?という部分がここでの課題の一つです。打てるカードを帰納法で判断するという日々の決断。ベンチャーは原則としてランチェスター戦略が基本ですから、ここまでそもそも手を広げていたらまず上手くいかないのが定説です。

こういう方法はとらないのが前提としてあるので、通常の心理としては常に分散している力に対して不安で止めたくなる事業もありますがサイクルが発生し始めると何故かリソースそのものにも連動性、連続性が発生します。それに従ってみる、よい結果とその要素を分解して再度取り込む、ドライブを入れる、というサイクルです。

<演繹から帰納へのグラデーション>
経済安定期は帰納法が強い。やるべき事が見えやすいから。逆に先行きの見えない情勢では演繹法、小さい事実を積み重ねて探るように根を張るように進むと良い。冒頭の話しとは逆説になりますが、帰納すべきポイントに重心を置きすぎると「カードをきる」事が目的になってしまい、「本当に問題が起こっている事に対してきるべきカードを選ぶ、作る」力が弱くなってしまいます。持っている事に満足したり、憧れたりするのは洞察が足りない証拠であり、その奥にある「自分の時間を使う意味」を解決する事にはなりません。

<マーケティング>
ベンチャーにとって各市場でのNo.1企業と同じように手広くやることは失敗しにいくようなもの。しかしそれは経済安定期だった2017年まで。これから先は戦国時代。
この状況でいきるのは
├高レベル
├狭域(変態性、特異性、使命性)
└社会改善の量産型

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