マルチバース

マーケティングの基本は、焦点を(活動の領域を)絞れば絞るほど立場が強力になる。

何もかも追いかけているようでは結局何もモノには出来ない。

これが戦略上の鉄則である。

こういった企業戦略の一般論がある。単一宇宙を形成しえなければ平行宇宙は考えられない、ということである。

当社では平成30年現在に於いて短期目標から長期の目標を達成する為に「思いやりに溢れ、多くの問題を解決できる事業になりそうな事を稼ぎながら探す」事に焦点を絞っている。

奥の視座という考えでみると、その奥で鳥瞰図目線では、探していく活動の中で、同じリソースで解決できる方程式を社内で汎用化、流通化する事を目論みとしている。その為、他社目線では全く活動を絞っていないように見えるかもしれない。

しかし、当社からすると親身道が活かせる経済活動上の方法論がまだ世の中で多くは確立されていない中で、それを探す事に焦点を絞るとなると心と経済(事実と現象)のチャンネルが繋がる道を捜すこと、志を共感できる仲間を捜し続ける為に、何にでもチャレンジし変化を楽しめる質実共に体力をつけていく事に最大限の力を注ぐべきと考えている。

とっちらかっているように見えるが、これはこの行為自体から発生しうる様々な要素は学びの種であり、単一宇宙は平行宇宙と常に重なり合っているということだ。

順番というよりは、触れ合いながら絡み合いながらその設計を常に変えながら完成形の更新とシナリオを約束する矛盾は、同居できる。

理屈と心理さえコントロール出来るのであれば内的要素に対して冷静になり、あとは外的要素との関係、すなわち事実と現象の2つのチャンネルにおける情報流通量と現象速度を常に感じる組織にする工夫をすることで、そこに不安はなくなる。この部分を実現するドライバーとして例えばブラシス制度であり、ナビからの星観測といった「社内の遊び要素」である。

それらは全て我々の組織と個人個人の最良の糧としたい。

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