脳をチューニングする方法。それをマスターする

スタンフォード大学のレポートからマルチタスクが常態化する事で、脳の重要な二つの場所が損傷を受けることが報告されています。

一つは計画、分析、理性的な働きを司る場所…前頭前皮質

もう一つは、記憶や空間学習を司る…海馬

このレポート以上に私の見立てでは脳の OSである基本部分(体と連携をとっている、甲状腺と綿密に連携する部分)が弱くなるのではないか、と考えている。例えば具体的には、食事中にスマフォ。これは消化力の低下、免疫力の低下、分解力の低下、感受性の低下に繋がるのではないか。

歩きスマフォが悪い、人と対面でいる時のスマフォが悪い、というのは実は危険性やマナーとはまた別の問題がありそうである。ようは直感や人間にとっての自動化出来るはずの回路がオフ気味になる、という感じである。

この直感を電力で表すと、抵抗値をさげる、のが「姿勢」の在り方であり、
更に電圧を上げるのが精神の在り方「廻り方」と想定している。

カリフォルニア大学バークレー校の調査によると、2002年から2004年までの2年間に蓄積された人類の情報量は、それ以前の人類の歴史に置ける情報の総量を上回るそう。これは20年前のスーパーコンピュータの性能をスマフォが超えている事と正相関する。さらに、2000年台半ば以降、それが爆発的に増え続けている。

我々の脳に入ってくる情報、そして受ける刺激は人類がこれまでに経験したことのない桁違いの量でありそして今後の増えていくことだけは分かっている。ここで、一度人間とコンピューターの構造を比較して考えてみる必要がある。
まずは、この現状への理解、問題意識、どの様な状態なのか。

情報 vs 人類
そう、負けてはいけないのである。まずは手段としてこれを制する方法をもって、勝つ必要がある。

コンピュータがいくら最新のアプリやミドルウェア、ドライバ、をインストールして最新の環境や求められるスペックを出そうとしたところで、肝心なOSがいにしえすぎる状態ではやりようがない。そもそも、インストールすらままならないかもしれない。

人間も同じである。いくらフレームワークや知識、道具を変えた所で、自分の脳をアップデートしない限りこの情報達の量を処理していくことができないのである。我々は手段や技術、道具をもって解決に当たろうとしていなかったか? その手段では気持ちの満足はあるが、前には進めないのである。

これを行うのが「脳をチューニングする方法」である。これも、知識だけで行うと失敗する。その為習慣化させるための

「生き方」…知足の章で紹介
「働き方」…直心是道場の章で紹介

をセットで実施することが現代を生き抜く力となる。

世界的に広まっている手段は「瞑想」である。
瞑想は 継続合計時間が100分、100時間、500時間、1000時間、2000時間となるに従って、脳の構造=精神状態を変えて行くことが分かってきた。
向上する力は、集中力、管理能力、親切心

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